路木ダム違法!住民勝訴 裁判は建設に反対する市民らが県知事を相手取り、2008年度から2013年までの事業費19億9千万円を返還するよう、また今後の事業費の支出を差し止めするよう2009年8月、地裁に提訴した。 争点は、路木川の治水と牛深と河浦両地区の利水。原告は県が過去にあったとする被害は無く、嘘だったとし、想定した堤防の箇所で、川の氾濫は無い。また利水は今後、減り続ける人口予測で既存ダムの水源で問題はないと主張してきた。 判決文によると1982年7月豪雨で「路木川の堤防の決壊や路木集落家屋における浸水被害は発生しなかったは明らかである」とし、「過去の洪水被害状況を全く考慮することなく、本件整備計画を作成したもの」であり、河川法に「違反して作成されたもの」とした。 しかし利水については、原告らが県は取水量を多く見積もっているとした点について、牛深地区は「既存水源からの取水量では1日最大取水量を賄うことができない」とし、一町田地区は「八久保ダムが安定的な水源として確保されているとは言い難い」として計画は違法ではない、と県の主張を認めた。 知事の責任については職員が提出した再評価個表や確認作業報告書等では「重大な事実の基礎に欠け」「河川法に違反することを認識するには極めて困難」であり、知事に故意、過失があったとはいえず、これまで支出した事業費の返還請求は退けた。 また、県は「判決確定時までに支払義務が生じたものを除く公金を支出してはならず」「契約を締結し、又は債務その他の義務を負担してはならない」と判決を下した。 (2014年2月28日) |
熊本地裁が天草市河浦町に建設中の県営路木ダムは違法との判決を下したのを機に、原告団や弁護士、支援団体など約20人が参加し、「路木ダム裁判勝訴報告集会」(主催・同裁判原告団)が8日、天草市民センターで開かれた。 (2014年3月8日) <続報> 路木ダム裁判で熊本地裁の判決を不服として熊本県(蒲島郁夫知事)は13日、福岡高裁に控訴したと発表した。 |
★天草テレビの最新番組や人気番組を今話題のケータイ「iPhone」やiPod、Apple TVでご紹介するビデオPodcastサービスを開始しました。 ★番組サンプル無料公開中! ★会員専用ページで番組を配信中です。ご入会はこちらから>>> 左のリンクをクリックすると、iTunesのPodcastを自動購読できます。 *iTunesがインストールされていないWindowsユーザは自動購読できませんので、購読にはAppleサイトからiTunesのダウンロード(無料)が必要です。 |
|||
動画再生ソフトはウインドウズメディアプレイヤー(Windows Media[tm]Playerバージョン7以降:Macも対応)、 |
|
www.microsoft.com/japan |
|||