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「サンタマリア館」
     
         
天草四郎メモリアルホール   サンタマリア館展示施設   聖母子テンペラ画のバイブルケース
「天草四郎メモリアルホール」   「サンタマリア館」展示施設   聖母子テンペラ画のバイブルケース

世界遺産関連 キリシタン遺物の散逸を防げ!

熊本地震で閉館予定のサンタマリア館 上天草市が購入検討


熊本地震の風評被害で入館者が減ったことなどで経営が悪化し、閉館を検討しているキリシタン遺物の民間資料館「サンタマリア館」(天草市有明町)の収蔵品を上天草市(堀江隆臣市長)が購入を検討していることが分かった。市は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録を目指す動きを踏まえ、同市大矢野町にある「天草四郎メモリアルホール」の改装を予定しており、これに絡めて資料購入のための評価委員会を設置し、その関連費用を盛り込んだ補正予算を6月議会に提案する。世界遺産関連のキリシタン遺物の散逸を懸念する関係者の注目を集めている。

市担当部の話ではこれから開く予定の議員を交えた天草四郎メモリアルホール運営委員会で、来年4月までに同館の改装と同市ゆかりの「島原の乱」の総大将・天草四郎やキリシタン関連の展示物の購入計画などが諮られる予定。そして7月に博物館関係者や大学教授、地元研究者で構成する評価委員会を設置し、資料の価値や評価を算定する。そして早ければ9月議会までに購入予算を計上したい考え。世界遺産候補の構成資産のひとつ崎津集落などとともに、「天草四郎メモリアルホール」を充実させ、新たな観光の拠点にしたいと言う。

「サンタマリア館」の展示資料は、河浦町崎津の旧信者宅に伝来したロザリオなどを始め、宣教師で大江天主堂(天草市天草町大江)を建設したガルニエ神父が伝来したという聖母子のテンペラ画が描かれたバイブルケースや長崎市外海地区で布教にあたったド・ロ神父が日本人絵師につくらせた教義の木版画、天草町の古民家を解体中に祭壇から発見された貝のトウカムリに十字架を書き、儀式に使われたとされる貝の聖杯などキリシタン資料が約300点にのぼる。

同館は1987年にオープン。館長の浜崎献作さんによると資料の多くは2010年に亡くなった父の栄三さんが40年ほど前から潜伏キリシタンが多かった河浦町崎津や大江を訪ね、所有者から譲り受けて収集した。白磁製の観音像を聖母マリアに見立て信仰の対象としたとされるマリア観音像は東京国立博物館が所蔵するものと同じ資料で、「重要文化財になり得るものも多く、他の資料館と比べても勝るとも劣らないものばかり」と話す。

旧館が老朽化したため12年、現在地に新館を建設。しかし熊本地震以降、風評被害などで年間約1万5000人あった入館者が半減し、経営を圧迫した。親子2代に渡り運営してきたが、後継者もいないため、やむなく閉館を決意し、売却先を探していた。これまで天草市と苓北町にも打診したものの、財政の都合や収容場所がない、などの理由で、いずれも断られている。

熊本大大学院人文社会科学研究部の安高啓明准教授(日本近世史)は「浜崎氏親子が集めたコレクションは今では収集不可能なものばかりで、大変貴重だ。世界遺産に絡んだ潜伏キリシタンの信仰の道具など、島外に出すべきではない」と話し、流失を防ぐため「天草四郎生誕の地」である上天草市の動向に期待を寄せている。

(金子寛昭 2017/5/19)

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『赤い夕日は天草灘に!平成に蘇る野口雨情と古関裕而の唄』<改訂版>=電子書籍・番組ガイドBOOKシリーズ=

古関裕而さんの直筆譜面を発見!半世紀ぶりに再演
被災地との架け橋に

天草下田温泉。
歴史は古く、湯治場として人気があるが、著名人や文化人もたくさん訪れている。
ここにはかつて戦前、「赤い靴」や「シャボン玉」など国民的な童謡や民謡で広く知られている野口雨情が作詩しその後、「君の名は」や「鐘の鳴る丘」「栄冠は君に輝く」などを作曲して数多くのヒット曲で知られている古関裕而さんが付曲した「下田温泉小唄」があった。

しかし偉大な芸術家たちが作ったこの歌は、名曲でありながら、日本の高度経済成長と共に、時代の波に押し流されてしまい、次第に唄われなくなった。地元でこれを歌える人は今や、一部のお年寄りだけだ。もちろんレコードも無くなっていた。

天草テレビで取材を進めるうちに、作曲した古関裕而さんの直筆の譜面を発見!
これを元に童謡歌手の沖吉けい子さんの唄とピアノ演奏、さらに下田出身の藤本流藤本睦津満社中の三味線と尺八、太鼓の唄と演奏で、平成の今に蘇らせ、再現してみた。
実に半世紀、55年ぶりのことだ。

東日本大震災からちょうど1年。偉大な芸術家だった野口雨情は北茨城市、古関裕而さんは福島市出身といずれも今回の被災地で、今も早期の復旧、復興の支援が待たれている。「下田温泉小唄」の再演を通じて、天草から遠い被災地への祈りと願い、さらに埋もれてしまった地域の文化を再発見し、地域の振興につなげるのを目的に、天草テレビが開局10周年を記念し、企画・制作した。

最新の研究成果を加えた改訂増補版ができました。(2013/3/11)

<目次>〜全45ページ
○口絵
○表題
○赤い夕日は天草灘に!
○続報・直筆書発見
○続報・初来島年が分かる
○HDビデオ動画「赤い夕日は天草灘に!」24分46秒
○HDビデオ動画「続・赤い夕日は天草灘に!」9分08秒
○HDビデオ動画「野口雨情 未発表の詩発見!天草初来島の年分かる」(6分59秒)
(=YouTube外部リンク=ビデオ動画はWi-Fi等のネットワーク環境でご利用いただけます。)
3Video Program (24min46sec,9min08sec,6min59sec)
★天草テレビ 編集部編
Published by AmakusaTV.Co,Ltd

★料金Price(JPY):¥980
電子書籍表紙
 
   

 
 
 
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