WANIMA
 

もりあげよう

WANIMA(ワニマ)

天草宝島親善大使に!



 天草が大好きで、歌詞やメロディーを作る時に18年間育ったふるさと倉岳町の風景が浮かんでくる・・
人気のロックグループ「WANIMA(ワニマ)」に天草市の「天草宝島親善大使」の委嘱状交付式が2018年7月2日、市内の映画館であった。

リーダーでボーカルとベース担当のKENTA(ケンタ=本名・松本健太さん)は世界文化遺産に登録された構成資産の一つ崎津地区を見学したことに触れ、「畳敷きの教会で、漁村にぽつんと建っているのが良い」と感想を述べ、「音楽を通じて全国のたくさんの皆さんに天草の良い所を知って欲しい。みんなで盛り上げて行きましょう」と話した。

KENTAとギター・コーラス担当のKO-SHIN(コウシン=本名・西田光真さん)のメンバー2人が天草市倉岳町出身。上京後、2010年にバンドを結成。その後、熊本市出身の2代目ドラム担当のFUJI(フジ=本名・藤原弘樹さん)が加わり、現在のメンバーとなる。

ヒット曲「やってみよう」などはCMソングにも起用され、人気は急上昇。また「ともに」は県が制作した熊本地震復興プローモーションドラマの主題歌にも使われ、さらに昨年12月、NHK紅白歌合戦に初出場を果たした。

地元では高校時代、学校をさぼって、閉店したパチンコ店でギターを練習していたことや、おばあちゃん想いだったというKENTAが多忙の中、入院中の祖母をお忍びで帰郷し、見舞った話などエピソードが残る。

昨年6月、1万3709人分の署名と、天草宝島観光協会など4団体からの推薦書とともに市へ要望書が提出され、同年11月、親善大使の委嘱が決まった。
中村五木市長は「天草の知名度やイメージアップのために、今後の活躍を期待したい」と話した。
(金子寛昭 2018/7/2)

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