「第8回白馬会展覧会出品目録」 | 美術学校卒業写真(明治37年6月) | 見つかったイーゼル |
天才画家・青木繁の「白馬会」出品目録や写真・絵道具も 洋画家で日本近代美術史上に残る天才画家といわれる青木繁(あおき しげる 1882〜1911年)が1903(明治36)年、白馬賞を初めて受賞した時の出品目録や東京美術学校(のちの東京芸術大学)時代の写真、また彼が使ったと伝えられる絵道具など新資料が熊本県天草市で多数、見つかった。 青木は1900(明治33)年、東京美術学校西洋画科に入学し、黒田清輝らの指導を受ける。 「白馬会」は、1896(明治29)年6月に黒田清輝らを中心に結成された洋風美術団体で、同年秋に第1回展を開催して以後、1910(明治43)年までに13回の展覧会を開催し、翌年3月に解散した。同会は西洋の新しい芸術思潮と技術を基盤とし、日本の美術界、ひいては社会に与えた影響は大きいといわれる。 植野教授によると結成100年を記念した「白馬会展」が1996(平成8)年にブリヂストン美術館ほかで開催される。 また、高木家には巌さんのアルバムが残っていて、青木が東京美術学校時代の写真が3枚あった。東京芸術大学にも残っていない写真も現存。人名などキャプションの書き込みもあり、大変貴重な資料だという。 さらに青木が亡くなる2年前の1909(明治42)年、高木家に居候する。天草滞在中、青木は「天草風景」(大原美術館所蔵=岡山県倉敷市)を描いているが、そのときに使ったとされる絵筆箱とイーゼルも残っていた。 植野教授は今回の調査について「貴重な資料がたくさん残っていて、宝の山だった。特に『明治三十六年 第八回白馬会展覧会出品目録』は20年以上も前から探していたものが見つかり、大変、衝撃を受けた。これほどの成果がある調査は珍しい」と話している。 (2013/3/25) |
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日本経済新聞・日経流通新聞(日経MJ)に掲載されました。 | ||||||||
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