新型車のテスト走行といえば、覆面でサーキットを走っていると思ってしまうが、それがなんと天草で走っていた!!
未来のエコカーともいわれ、今年の東京モーターショーでも注目を集めた電気自動車(EV)。ホンダは来年夏に発売予定の車「フィットEV」の試作車をなんと天草でテスト走行をしていた。ボディーに「EV」と書かれた車が下田の海岸道や山道を走り抜けていた。
ホンダ(伊東孝紳Honda取締役社長)は熊本県(蒲島郁夫知事)と2010年12月24日「次世代パーソナルモビリティに関する包括協定」を結び、共同で実施する電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車、電動二輪車、電動カートなど、次世代パーソナルモビリティーを用いた実証実験計画を公表し、実証実験で使用する車両やソーラー充電ステーションなどを公開した。
実証実験は世界の中でも4箇所だけと極めて限られた場所で行われている。国内ではホンダの工場がある埼玉県と、同じく熊本県で、また海外では米国カリフォルニア州トーランス市と中国広州市でテスト走行を行っている。天草では、2012年夏に発売予定のフィット電気自動車(EV)が2011年5月からテスト走行を行っているという。実証実験とはどんなものなのか?本田技術研究所研究員や熊本県に取材を行い、リポートする。もっと詳しく>>>
(写真上は手前がHONDA FIT EV、後ろがプラグインハイブリット車)
(2011/12/21)
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