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秋から冬にかけて里に下り、稲や畑のイモ、果樹を食い荒らす「有害鳥獣」。 熊本県天草諸島に昔は、イノシシはいなかったとされる。 天草市御所浦町で昭和62年に1頭捕獲されたと記録があり、その後どんどん増え続け、昨年の捕獲数は天草市で3,700頭にもなった。 |
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イノシシ対策に有効な箱罠を作っている天草市本渡町広瀬にある(有)中野鉄工(中野 積社長)を天草テレビの世界最高齢女子アナことツルちゃん(93歳)が取材で訪ねた。
入り口にイノシシの絵と「いわ」「のな」と書いてある看板を見つけた。はて?何だろう。 |
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「いのわな」がどんな仕掛けになっているのか聞いてみた。 鉄筋製でかなりの重量があるが、組み立て式になっていて設置したい場所まで持って行き、現場で簡単に組み立てられるという。 檻(おり)の中に米ぬかやトウモロコシの餌を仕掛けて置き、中に入ったイノシシが、餌に食いついた途端に入り口が閉まる仕掛けになっている。 |
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随所に独自の工夫がされていて、「たくさん捕れる」とお客さんに大好評だそうだ。 「丸棒の鉄筋を使っているので、イノシシを傷つけることもありません」と中野社長。 天草市役所にすでに約200台以上の納品実績があると聞く。 また、中野社長が設計した「いのわな」が標準仕様になっているという。 この仕掛けを使ってイノシシを捕獲している人を中野社長に紹介してもらった。 |
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天草市本渡町半河内に住む久保田正清さん(農業・写真=下)宅を訪ねた。 久保田さんはこれまでに1千頭以上も捕獲したというイノシシ捕りの名人! 自宅の庭には捕獲した子イノシシを飼っていた。 中には立派に育った(?)でっかいイノシシも含めて約10頭ほどいた。 |
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イノシシ対策ではこれまで、田畑への進入防止策としていろんな方法が行われてきた。 電気柵や有刺鉄線ではイノシシは毛深く、皮膚が丈夫で効き目無し。 シートやネット柵では隙間から進入したり、食い破られたりして、これまた効果がない。 結局、被害を起こすイノシシを駆除する必用がある。 そこで効率的な方法として箱罠が使われる。 「イノシシが被害をおこさないなら、捕まえなくてもいいんですがねぇ」と久保田さんは話す。
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★天草テレビの同番組収録模様をフジテレビ「スパイスTV どーも☆キニナル!」が密着取材。放送当日、フジテレビ(東京)と天草テレビ(熊本)をインターネットで生中継しました!! フジテレビのスタジオと天草テレビ間をWebカメラを使って「生中継」を行いました。 番組出演者は司会:林家正蔵さん、西山喜久恵さん(フジテレビアナウンサー) |
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★関連番組 「拝むと被害に遭わない?! イノシシの使いが登場」 |
(番組 日本語 Program Japanese edition 09min31sec) |
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