天草弁マイスター
Amakusa Dialect Meister
Amakusa Dialect Meister
Presented by Amakusa.TV 天草テレビ
天草地方の方言「天草弁」は若い人たちの間ではしだいに、使われなくなって今や、お年寄りの会話の中でぐらいしか、耳にしなくなってきている。
そこで、「天草弁」という他の地域にはない素材を活かすことで、地域の大きな「ウリ=武器」になることを審査会(平田晶子会長)、天草テレビ(金子寛昭代表)が天草の各事業所に提案している。
天草観光などでは旅館や飲食店など女将さんや従業員の方が天草弁でおもてなすことにより、天草の「旅情」をいっそう深めてもらうサービスが提供できるという。
また、銀行や病院、介護施設など地域密着企業では、お年寄りには標準語よりも天草弁で会話する方がより信頼感を与えるともいう。お年寄りの新規顧客の獲得にもつながり、その効果は計り知れないと分析する。
そして広く天草弁を知ってもらい、活用してもらおうと、「おばあちゃん女子アナが認定!"天草弁マイスター" 認定審査会」を企画した。
観光やサービス業のみならず、様々なジャンルからエントリーしていただき、「天草弁のマイスター」こと天草テレビのおばあちゃん女子アナが審査をする。天草テレビの女子アナは天草弁丸出しで大活躍中のおばあちゃんたちだ。
今や日本のマスコミだけでなく、フランスの新聞「リベラシオン」、ドイツテレビ、中東のアルジャジーラなど全世界から取材を受け、紹介されて、天草を代表するいわば「天草弁の達人」
毎月1回、「県指定地域の縁がわ」の丸錦商店などで審査会が行われ、天草弁でのコミュニケーションがスムーズにできるか、などが審査される。
認定されると、「天草弁マイスター」認定書と、ベッキーアート特製のステンドグラス・くまモンバッチが贈られる。
審査会の模様は、インターネット天草テレビのサイトや、AKT-NET(全国インターネット放送局7局ネット)のサイト、YouTubeなどで配信される。
定期的に認定審査会を行い、天草弁の活用と宣伝に力を入れて行く。
*おことわり
ひと山越えれば言葉も違うといわれる天草ですが、「天草弁マイスター」の認定審査は言語学などに基づく、厳格な審査等ではありません。
また、天草弁の活用と、天草のPRが目的のため、エントリーされるのは、企業や団体等に所属する人、芸能人等です。