天草市の「地域情報化事業」で、ケーブルテレビ事業者の天草ケーブルネットワーク(天草市)へ6億3500万円の入札もせず、補助金を支出したことに疑問があるとして、天草市民オンブズマンの中田統さん(76)が19日、馬場昭治天草市長へ公開質問状を提出した。
市は光ファイバーによる高速通信がまだ整備されていない市内9地区(天草町福連木、下田南、大江、五和町城河原、手野、魚貫町、二浦町、深海町、河浦町宮野河内、崎津、今富、新和町中田、宮地岳町、有明町大浦、須子、楠甫)に同社が2019年度から4年間でかけて整備する計画で、市が基幹の光ファイバー通信網を貸し出し、その先の同社が整備した通信網に市民がケーブルテレビやケーブルインターネットへ加入できるようにするというものだ。
総事業費は6億3500万円。国から1億7600万円の補助額を差し引いた残りの全額を天草ケーブルネットワークへ直接、補助する。昨年9月の市議会定例会の補正予算で可決した。市の補助額分の4億5800万円は起債でまかなう。
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中田氏は受け取りを拒否し、コメントを発表した。(2021/8/2)
情報開示請求により入手した馬場市長の回答文書。(20210902)
2回目の公開質問状を馬場市長へ提出(2021/8/12)
馬場市長からの回答全文。(2回目・2021/ 8/18日 )
中田氏のコメント全文。(2021/8/20)
制作・著作 天草テレビ
(2021/7/19)
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